
茨城県笠間で作陶されている、新島佐知子さんの作品が入荷しました。
茨城県笠間で作陶されている、新島佐知子(しんしまさちこ)さんの作品が入荷しました。
古伊万里のような古典的な雰囲気がありながら、愛らしくて現代的な佇まいも感じることができる絵柄が施された、新島さんの器たち。
器それ自体で作品として完成されつつも、いろんな料理を盛りたくなるような、用の美を兼ねた佇まいもあります。
それらの作品たちは毎日の料理が楽しみになるような、魅力的な作品ばかりです。
新島さんはもともと自動車メーカーでインテリア(内装)デザイナーとして活躍されていました。
美大時代の『車内は家具であり、移動する生活空間そのものである』という教えから、精密な工業デザインの世界に身を置きつつも、『自分の手で一から作りたい」という想いから陶芸の道へ。
呉須(ごす)を用いた伝統的な染付(そめつけ)の技法を核に、伝統的な小紋柄と、猫や家、鳥といったオリジナルモチーフが混ざり合う、愛らしくも素朴で温かな世界観が特徴です。
新島さんの作品たちは、工業デザインで培われた『構造的な美学』が、その魅力を支えているようにも見受けられます。
八角や輪花といった器の形状が作る縁のリズムに合わせ、絵付けのパターンが緻密に落とし込まれています。
また、磁器土と陶土を使い分け、釉薬に地元・笠間産の『稲田石』を用いることで、焼き物としての『渋めな土味』も大切にされています。
「愛でても使っても、ニッコリする、のどかな器を目指して作っています。」
手になじみの良いサイズ感の良さやカタチ、スタッキングの精度など、デザイナーらしい細やかな配慮も感じられます。
食事が進むと器の底から愛らしい絵付けが現れるささやかな驚きは、日常に小さな喜びが介在する『設計』のようです。
使いやすさを追求しながらも、用途だけでない『こころの満足感』を届けてくれる、絵本のような器です。
新島さんが土と対話しながら紡ぎ出した、日常を彩る『のどかな物語』。
ぜひ、日々の食卓に迎えていただけると嬉しいです。
・1980年
愛知県生まれ
・2003年
金沢美術工芸大学 製品デザイン学科 卒業
以後13年間、工業デザイナーとして自動車メーカーに勤務。
・2018年
茨城県立笠間陶芸大学校 陶芸学科 卒業
・2018年-2020年
奥田製陶所内スタジオnido入所
・2020年4月-現在
自宅工房(笠間)にて作陶中

主な展示歴
・回廊ギャラリー門/茨城県笠間市
・笠間工芸の丘/茨城県笠間市
・ほしいがみつかる・うつわ展Ⅱ-笠間と益子(茨城県陶芸美術館)
・クラフトフェアまつもと2023/クラフトスクエア2025
・utsuwa to kazari いぷりく/大阪府豊中市
・アドバルーン商会/東京小平市
・喫茶去ありまま/兵庫県西宮市
・ミセルくらしPUNTO/茨城県水戸市






