食卓の所作が美しくなる。大内工芸の竹箸が入荷しました。

食卓の所作が美しくなる。大内工芸の竹箸が入荷しました。

大分県で竹製品を制作されている大内工芸さんの商品が入荷しました。

毎日使う「お箸」について、見直す機会はなかなかないかもしれません。100円ショップの安価なものや使い捨ても手軽ですが、「掴みづらい」「麺が滑る」といったささいな違和感を感じている方もいらっしゃるのではないでしょうか。

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大分県日田市。かつて木材流通の要衝として栄えたこの地で、1974年から竹箸作りに向き合ってきたのが大内工芸さんです。彼らの作るお箸は、いつもの食事に心地よい感覚をもたらしてくれます。今回入荷したアイテムを通じて、その使いよさについて少しご紹介します。

箸先0.2mmがもたらす、使い心地の良さ

大内工芸さんのお箸を語る上で欠かせないのが、「0.2mm」という極細の箸先です。

一見するとシャープな四角形にみえますが、実は角をわずかに削り落とした「八角形」に仕上げられています。細かい操作性を保ちつつ、持った時や口に運んだ時に当たりが柔らかくなるよう、細やかな配慮がなされています。

竹材には柔らかい「身」と硬い「節」が混ざっているため、機械で一律に削ることはむずかしいそうです。職人が刃物に伝わる抵抗を指先で感じ取り、力加減を丁寧に調整しながら、この繊細なラインを実現しています。

逆転の発想から生まれた「寿 菜箸」

市販の菜箸には先端に滑り止めの溝がついていることが多いですが、大内工芸さんの定番「寿 菜箸」にはそれがありません。それでも食材がしっかりと掴めるのが特徴です。

先端をあえて四角く残すことで、食材を「点」ではなく「面」で捉えるため、うどんやパスタなどの麺類も確実にキャッチできます。
また、竹特有の多孔質構造によって、揚げ物をする際には油の温度が細かな「泡の振動」として手元に伝わってくるのも、日々の台所仕事では嬉しいポイントです。

溝がない分、汚れが詰まらずに洗いやすくなっています。さらに折れにくく丈夫なため、プロの厨房でも長年選ばれ続けています。

美しさと実用性を兼ね備えた「ダイヤカット」

持ち手部分に施された「ダイヤカット」。光を反射して上品に輝くこの意匠は、使いやすさの追求から生まれました。

ピラミッド状の多面体が指の関節に自然とフィットし、手の中で箸が回るのを防ぎます。机に置いたときに転がりにくいのも助かります。
カット部分には、二重に塗った下地の色を手作業で浮かび上がらせる「研ぎ出し」という手法が用いられています。使い込むほどに少しずつ味わいが増していく様子も楽しめます。

日々の暮らしに寄り添う、持続可能な素材

素材に使われているのは、地元・日田周辺に自生する「孟宗竹(もうそうちく)」です。夏の暑さと冬の雪という寒暖差が、竹を堅く丈夫に育てます。この強靭さがあるからこそ、0.2mmという細かな箸先を作ることができます。

また、竹は3〜5年で成長し、伐採しても次々と自生する循環型の素材です。日々の食卓で使い、やがて土に還る。そんな自然なサイクルにも共感できます。

これほどの手間がかけられていながらも、普段使いしやすい価格帯で作られています。現在も80代の会長から20代の若手まで、幅広い世代の職人が手仕事で仕上げているそうです。「良い道具を毎日の暮らしの中で使ってほしい」という思いが伝わってきます。

お箸を一つ変えるだけで、いつもの食卓が少しだけ整ったように感じられます。
気になった方は、ぜひ一度その使い心地を試してみてください。

大内工芸の竹商品

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